生きている不思議死んで行く不思議
頭脳明晰、容姿端麗、スポーツ万能。
あらゆる才能や外貌に恵まれた人が居る一方で何の才能にも恵まれず、また肉体的知能的なハンデを負って生まれて来る人もいます。
人生まだまだこれから!という時に志半ばで亡くなる方がいる一方で100歳まで生きる人もいる。
仮に神様が居るとしたら何と不公平な世の中なんだ!と今の自分の境遇を呪う人が居るかもしれません。
しかし、ちょっと待ってください。
仮に神様が居ると考える事ができるなら。
見えない世界が存在すると想像する事ができるなら。
この世界の構造がちょっと違って見えて来るかもしれません。
見えない世界が存在する。
即ち死んだ後の世界にも続きがあると考えたらどうでしょう?
この世でハンデを負って、うめきながら生き抜いた人と、全てに恵まれて誉れを受けて死を迎えた人。
神様はどっちの労をねぎらうでしょうか?
人間の一生はたかだか80年。
その後はみんな公平に死が与えられています。
しかも肉体の寿命は尽きますが霊の寿命はつきません。
そんなのは弱者の逃避だと揶揄する人が居たとしても、その人にも等しく死が訪れ、死んだ後の世界をみる事になります。
今辛くてもそれも一過性のもの。今いるこの場所に永遠は存在しないのです。
永遠の世界に入った時に良い場所に住む方が良いに決まってます。
詩篇49-13
人間は栄華のうちにとどまる事はできない。屠られる獣に等しい。
これが自分の力に頼る者の道。自分の口の言葉に満足する者の行く末。〜
〜人の富が増し、その家に名誉が加わる時もあなたは恐る事はない。
死ぬ時は何一つ携えて行く事ができず、名誉が彼の後を負って墓に降る訳でもない。